何から始める?英語で子育て実践編①5つのマストタスク

英語育児の始め方

英語育児は何から始める?

英語育児の始め方。まずはココから!

英語育児をやってみよう!と心に決めたあなた。では具体的に何から初めて行けば良いか、具体的に紹介する。
スタートする年齢は各自バラバラかも知れないが、スタート期は最も大忙しかもしれない。ここでは、スタート時期にすべき5つの実践内容を紹介する。

基本の考え方は、「ネイティブの子供と同じ環境を作る」事を意識する。つまり、目から、耳から入るものを出来る限り英語にするのだ。

 その①英語の掛け流し

遊んでいる時、ご飯を食べている時など、BGMのようにかけ流しておく。子供向けの英語の曲や、本を朗読したもの、アニメの音声など。息子はまだ1歳未満で日本語もまだ話せないので、キラキラ星といった定番の英語の幼児向け音楽をメインにかけ流しているが、歌はやはりBGMとして聞き流されてしまい、また英語の表現も単調なので、朗読や、幼児向けのテレビ番組などもトライしている。朗読だと書き言葉が中心になるが、テレビ番組(アニメなど)は程よく会話が入るのが良いようだ。音楽や朗読は、YouTubeで探すといくらでも出てくる。歌は、kids song、朗読は、 reading book for kidsなどで検索すると出てくるので、その中から探すと良い。
曲に関しては、歌詞を調べて書き写して聞きながら徐々に覚えていった。中には難しい曲もあるが、殆どが単調な繰り返しで歌詞も少ないのですぐに覚えられる。掛け流している時に一緒に歌ったり、子守唄や遊んでいる時などに口ずさんでいる。

その②英語の絵本の読み聞かせ

読み聞かせはとても重要で、最大の知育であり、学力や情緒教育の根幹だと考えている。そのため日本語の本も十分に読み聞かせたいので、割合は英語と半分半分か、日本語7割程度で読み聞かせている。(子供の発達段階で割合を調整して行く予定)

英語本の読み聞かせで大事な事は、1ページに5~6単語(1行)の本当に簡単な本から始めること。別の機会に詳しくレベル別の本の紹介をするが、まず最初の頃は、子犬のSPOTシリーズやはらぺこあおむしの著者Eric Carle)がイラストを担当しているBrawn Bear(これもシリーズがある)、Crifford the big red Dogシリーズ等がファーストステップブックとしては良い。また英語の本は値段が高い場合があるので、ペーパーブックのシリーズものがリーズナブルで良い。繰り返すが、たとえ日本語の本で少し文章量の多い本が集中して聞けていても、英語は本当に初歩の本から始めるべきである。全く分からずすぐに子供が飽きてしまう。仕掛け絵本や、子供の好きな動物、キャラクターなど興味をひく方法をよく考えなければ、すぐに聞かなくなってしまう。
そして聞かないからと言ってあきらめず、繰り返し読み聞かせる事が大切だ。少しずつ分かるようになったり、絵が好きになったりすることで少しずつ聞ける時間が伸びていく。日本語の本も同じだが、あきらめず、気に入る本を探しながら根気づよく読む事が大切だ。

※読み聞かせに関して、詳しくは、「じっと聞けない子供に英語の読み聞かせをする3つの効果的な方法」をご一読ください。

その③英語番組を見せる

私の息子はまだ10ヶ月のためテレビ自体を見せていないが、ある程度月齢が進みテレビを見る年齢になった際のテレビの見せ方は、考え方としては、「ネイティブの子供が見るものと同じ物を見せる」である。厳密になりすぎる必要は無いが、ネイティブの子供が自然と英語を身につける環境を再現するために、英語のアニメや幼児向け番組を見せる。

大事な事は、ただ見せっぱなしにするのではなく、親も一緒に見て楽しむ姿勢を伝えること。
だらだらつけっぱなしにせず、時間を決めて見せる事だ。

ちなみに、日本語と混ざっているような番組は混乱を招くし、「ネイティブと同じ環境」に反するので私は出来るだけ排除したいと思っている。なぜなら、日本語=英語ではないのに、1英単語毎に日本語に置き換え、頭で日本語から訳す癖をつけさせたくないという理由と、ネイティブ同様英語を自然と楽しく身に付けさせる為だ。

これと同じ理由で読み聞かせの本でも日本語と英語が両方書いている本があるが、それはオススメしない。英語が分からなくても日本語で教える事はしない方が良い。

その④英語での語りかけ

英語での語りかけだが、これがもっとも親の労力が必要な事だ。ある程度英語が出来る人でも、身の回りの事を英語で言うのは難しいものだ。身の回りの細々した物の名前や動作等はあまり学校で詳しく勉強してきてないからだ。またつい自由に使える日本語が出てしまい、徹底するというのもとても難しい。しかし、完璧を求めると始められないので、自分が言える事から始め、生活の中であれ、これはなんて言うんだろうと思う度に調べて語彙や表現を増やすしか無い。例えば服を着替えさせている時、袖に腕を通す・・・ン?と思ったら子供が昼寝している時間等に調べて付箋にメモし目につく所に張っている。

ちなみにノートに書いて行っても、あれなんだっけと思った時にわざわざノートを開かないといけないのは手間なので、この付箋の方法をオススメする。ふとした時に目に入る度に反復できるので早く覚えられる。もう覚えたなと思ったら、それをノートに張って自分の単語帳にするのもオススメだ。(また忘れたりするので)

また、ずっと英語だけで話すのはストレスだ、と言う方は、例えばおやつの時間、お風呂の時間は英語オンリー、というように英語を使う時間を決めるのも良いかもしれない。

最後にもう一つ大事な事は、「恥ずかしがらず堂々と語りかける事」だ。多少発音が悪くてもかまわない!しかし、恥ずかしがった話し方をすると、英語で話す=恥ずかしいものと子供に感じさせると、日本人の英語苦手のパターンに陥ってしまう。

その⑤単語フラッシュカード

どうしても語彙力が日本語よりも劣ってしまう。それは日常で触れる英語が少ないからだ。もちろん語りかけでも日本語同様に語彙豊富に語りかけるのは難しいだろう。なので、ゲーム感覚でフラッシュカードを見せ単語を覚えさせる。表には絵を、裏には文字で単語を書いておく。1枚2秒程度でテンポ良く。子供は集中力が長く持たないので、2~3分でできる量を、毎日決まった時間にして習慣化すると良い。フラッシュカードは発話があり、少し英語に馴染んできた頃に始めるのが良いだろう。(日本語も話せない小さい月齢のうちはできない)

いろいろ試行錯誤しながら取り入れていきたいので、この実践方法は随時更新していきます!